ガルーラミミッキュ
はじめに
暫くポケモンの記事を書いていなかった、というかポケモンをやっていなかったので、久しぶりにやったSDで1700に到達した構築を記事にします。
そのうちサンムーン買うと思います...
構築コンセプト
対面処理、選出誘導、トリルによるS操作を駆使して殴り勝つことを目指した。
メガガルーラ@ガルーラナイト 意地
197(132)-191(228)-134(108)-*-121(4)-125(36)
グロウパンチ 捨身タックル 炎のパンチ 冷凍パンチ
HB
意地メガボーマンダの1舞恩返しが166~196
相手の受けを削るグロウ捨身、ボーマンダ、ランドロスを迅速に処理するレンチまでは確定。最後の枠には基本トリックルーム下で動かすことが多いので不意打ちを切りホンチを入れることによって範囲を広げた。カプ・レヒレ、テッカグヤ、ポリゴン2等の遅いポケモンを削り裏のポケモンを通したい。Bに厚く振ったがHに振っても良いと思う。
ミミッキュ@フェアリーZ 意地
151(164)-143(156)-124(188)-*-125-116
剣の舞 トリックルーム じゃれつく 影うち
HB
陽気メガボーマンダの捨身タックルが129~153
HD
控えめカプ・テテフのフィールド下サイコキネシスが123~145
バシャーモ、ボーマンダへの性能が高いABミミッキュの存在を知ったので、トリックルームを採用することによってガルーラを活かすことができると考えた。相手の構築にバシャーモがいたら絶対選出する。
カバルドン@オボンの実 慎重
215(252)-132-138-*-136(252)-68(4)
選出誘導役①
相手のミミッキュやカプ・コケコへの牽制=ミミッキュやカプ・コケコを通すために出てくるポケモンへの予想が立てやすい。ステロ+欠伸からのパルシェン、バシャーモの動きはほとんど行わなかったため技構成には改善の余地があると感じた。
カプ・コケコ@命の玉 臆病
145-*-106(4)-147(252)-95-200(252)
十万ボルト マジカルシャイン 草結び 挑発
選出誘導役②
ガルーラ、ミミッキュ、カバルドンとSの遅いポケモンが続いたので催眠対策も兼ねてカプ・コケコを採用した。また、地面、数値受けを呼ぶのでパルシェン、バシャーモと相性が良い。挑発は展開阻止やポリゴン2、クレセリア等の数値受けを意識した。
パルシェン@気合の襷 意地
143(140)-150(172)-200-*-65-115(196)
殻を破る 氷柱針 ロックブラスト 氷の礫
HB
S
殻を破るで1加速準速メガバシャーモ抜き
選出誘導役③
削り、ストッパー、終盤の抜きアタッカーとして非常に優秀なポケモンではあるが、出すタイミングを間違えると不発に終わるので個人的に扱うのが難しかった。基本的に死に出しが多いが地面に対して投げることも考慮してHに振った。
バシャーモ@デンキZ 意地
155-189(252)-90-*-91(4)-132(252)
剣の舞 飛び膝蹴り フレアドライブ 雷パンチ
選出誘導役④
カバルドンの欠伸で展開するというよりガルーラ、ミミッキュ、カプ・コケコが呼ぶポケモンに対して繰り出し(テッカグヤ、ナットレイ、カバルドン等)そのまま殴るため守るは切った。カプ・レヒレやドヒドイデでバシャーモを見てそうな構築には積極的に選出していく。ヌオーを意識して意地にしたが陽気のほうが良いかもしれない。
基本選出
ガルーラ+ミミッキュ+@
とはいえ、こちらの構築ができることは基本的に殴ることだけなので、対面したポケモンを処理、または削って裏のポケモンを通すことを意識する必要があり、相手の構築によっては柔軟な選出が求められる。しかし、対面で不利を取るポケモンに対して無抵抗のまま役割を終えるということが少ないのが対面構築の強みでもあるため多少の選出ミスでも何とかなる場合が多い。また、相手の構築にバシャーモやボーマンダがいたらミミッキュ、カバルドンやマンムーがいたらカプ・コケコを決まり事のように選出した。それから、カプ・テテフが初手によく来るのでミミッキュかカバルドンで出迎えてあげよう。
総評
ミミッキュのトリックルームによりガルーラの選出機会が増えたので楽しく対戦できましたが、全体的に調整や技構成に改善の余地が見られるので気が向いたらまた考え直します。
エロゲソング10選
僕は肝心のエロゲを全然プレイしていませんがエロゲソングが大好きです。エロゲソングに魅了されている理由としては、アナーキーでいうところの"15の俺に火をつけた「証言」"ということです。
選曲基準としては単純に"聴きやすい"というのを意識したのと歌手が被らないようにしたことです。よって今回紹介する10曲がベストというわけではないですが、どれも好きな曲で順位を付けるのが困難ということから10選という形で紹介します。
空気力学少女と少年の詩/はな
初めて聴いた時からこの曲の虜になっていました。
聴いていてここまで爽快な気分(スパイラルマタイ)になれる曲は他にありません。
ちなみにこの曲が好きすぎて「素晴らしき日々」を購入したのですが、屋上でヒラヒラ服を着てタバコを吸うようなオタクにはなりませんでした。
CROSSING/Marica
禍々しいイントロから「絶望でよかった」という入りがたまらないですね。
暗い曲調には滅法弱いのです。
「CROSS†CHANNEL」をプレイしていないのでフィーリングなんですけど、歌詞が凄いと思います。
DORCHADAS/Rita
民族風なイントロから気分が高揚しますが、なんといってもサビ前の転調が特徴的です。
こういう曲があるからエロゲソングを聴くのをやめられねぇ!って思いますね。
希望のウタ/青葉りんご
Trample on Schatten!! ~かげふみのうた~
キャッチーなメロディーと強い歌声が元気にさせてくれます。
アナーキーが「証言」でhiphopに嵌ったなら僕はこの曲でエロゲソングに嵌りました。
DESIRE/美郷あき
月に寄り添う乙女の作法
綺麗な歌声と演奏のアコギが心地良いです。ザ・優しい曲。
「笑顔溢れてるこの街に 幸せや喜びをもっと」というフレーズがとても好きです。
7th WORLD'S OUT/西沢はぐみ
こんそめ! ~combination somebody~
この曲は良くも悪くも"わかりやすい"かっこよさが個人的なツボです。
もちろんはぐみんの歌声が魅力的というのが前提で。
話は変わりますが、「God knows...」はいつ聴いても色あせない名曲ですよね。
Close Your Eyes/彩音
サビのはじめの「Close Your Eyes」で一気にこの曲に惹き込まれました。
しんみり聴かせる入りから徐々に楽器が増えていくことで、より歌声の良さが強調されているような気がします。
Artemis Blue/Barbarian On The Groove feat.真理絵
アルテミスブルー
歌詞も歌声も良いんですけど、とくにこの曲はイントロが"聴かせる曲"なんですよね。
人は見た目が9割と言われていたりいなかったりしますが、音楽もイントロが良くないとその曲を聴く気にはなれないと個人的に思うんです。
世界でひとつのタカラモノ/奏英学園軽音楽部 Starring i.o
ボクラはピアチェーレ
ちょっとやりすぎじゃない?と感じるほどのどこまでもポジティブな歌詞が逆に良い。
これは爽やかなサウンドに乗っているからか!?それとも歌手が○○○○○からか...
歌詞の通りポジティブに捉えるとするなら、KOTOKOの「さくらんぼキッス 〜爆発だも〜ん〜」を中学生の頃に聴くのと成人してから聴くのでは印象が変わるのと同じようなもので、西野カナも久しぶりに聴いてみれば悪くないのかもしれません。
アマオト/Duca
アメサラサ~雨と、不思議な君に、恋をする~
Ducaの魅力は全てを包み込んでくれそうな歌声にあります。
AメロBメロは優しく、サビで力強く歌われているこの曲ではDucaの魅力が存分に出ていると思います。
ちなみにこちらのドラえもんの曲を歌っているのもDucaです。
あまりにも良い曲すぎて涙が出ますよ。
以上で紹介を終えます。曲についてのコメントを書くのは難しかったです。
サクラノ詩 感想 [ネタバレ無し]
[前書き]
「サクラノ詩」をクリアした後は感傷的な気持ちになっており、なんとかこの感情を頑張って文字に残したいと思い記事を書くことにしました。
前作である「素晴らしき日々」をプレイした時の感想は「哲学的なことはよくわからないけど、とにかく凄いゲームだ・・・」というあまりにも幼稚なものでした。しかし、このとき抱いた感情というのは自分の中で特別なもので、[「素晴らしき日々」の"幸福に生きよ"のその先"幸福な生"を体現する"日常"]がテーマである「サクラノ詩」はとても興味のある作品でした。ただ、なかなか購入に踏み切れなかった要因に"美術"を取り扱っているということがありました。過去の自分の人生を振り返ってみると美術関連に興味を持ったことは一度もなく、むしろ中学での美術の授業というのは苦痛以外の何物でもありませんでした。そんな自分に可愛い女の子たちが美術部でキャッキャしてる作品を楽しめることができるのだろうか?前作の「素晴らしき日々」同様また難しい引用が多くてわけわからんのではないだろうか?と不安要素はあったのですが、プレイし終えた今、購入して良かったと涙を流しながら言うことができます。
[ストーリ概要]
世界的に有名で天才画家である草薙健一郎の息子であり今作の主人公である草薙直哉は、父親の元で芸術家としての腕を磨き父同様に天才と謳われていた。しかし、とある理由から筆を折り、さらに草薙健一郎の病死により天涯孤独となってしまう。そんな草薙直哉と彼の絵に魅了され芸術家としての実力を信じている人達との日常を描いた物語。
[感想]
前書きでも書いたような不安要素は気にならず、全体を通して失速することなく楽しんでプレイすることができました。実際、蓋を開けてみると美術関連の話はとても面白く興味を持ってしまうほどです。引用(宮沢賢治に代表される日本文学等)に関しても「素晴らしき日々」ほど取っつきにくいものではありませんでした。
構成はⅠ、Ⅱ(共通)、Ⅲ(鳥谷真琴↔御桜稟→氷川里奈&川内野優美→夏目雫)、Ⅳ(過去)、Ⅴ(夏目藍)、Ⅵ(true)となっており、章が進むごとに伏線が回収され徐々に物語の核となる事実が明かされていく様はとても美しいです。とくにⅢの夏目雫ルートでは「素晴らしき日々」の4章からの展開を彷彿とさせる熱いシナリオに心が震えました。「素晴らしき日々」のようなどんでん返しがあるわけではないのですが、主人公とその周りの人間たちとの交流で伏線が回収されていく「サクラノ詩」では、テーマでもある"幸福な生"を体現する"日常"をまさに感じることができました。また日常や美術、放課後を連想させるBGMも素晴らしく、「サクラノ詩」の世界観にどっぷりと浸れます。もともと日常感を感じられる作品が好きなのでそういう点では、Ⅰ、Ⅱは何回でもプレイしたいですね。
ネタバレ無しなので感想はここまでにしたいと思います。気力があればネタバレありも書きます。プレイし終えた後の余韻は何物にも代えられない幸福感で、ここまでの感情にさせてくれた「サクラノ詩」は本当に素晴らしい作品です。